ホーム歌詞対訳 作曲家選択シューマンリーダークライス Op.39「インテルメッツォ(間奏曲)」Op.39-2

愛する人の姿をいだき、心が歌いだす。一貫してシンコペーションで書かれた音楽が、その宙に漂うような幸福感、浮遊感のようなものを表現しています。


Intermezzo

インテルメッツォ(間奏曲)


Dein Bildnis wunderselig
君のとても幸せな面影を
Hab ich im Herzensgrund,
心の底に僕は抱く
Das sieht so frisch und fröhlich
それはとてもさわやかに楽しげに
Mich an zu jeder Stund.
いつも僕を見つめている

Mein Herz still in sich singet
僕の心はそっとつぶやいてみる
Ein altes schönes Lied,
なつかしい 美しい歌を
Das in die Luft sich schwinget
それは空気のなかで 響きふるえ
Und zu dir eilig zieht.
君のもとへと飛んでゆく

 
〔第1節 繰り返し〕

(Joseph von Eichendorff)
(ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ、対訳:山枡信明)